借金は悪いこと?-借金を味方につけて、業績拡大を図るには?

あなたはもしかして、こんな風に考えていませんか?

Q1.やむなく借金をしたけど、
できるだけ早く返さなきゃ!って焦っているんです・・・。

Q2.資金繰りが厳しいけど、借金したら大変なことになる。
だから自己資金で頑張んなきゃ、と思うのですが・・・。

Q3.貯蓄保険が満期になった。
これで、借金を前倒し返済しようと思うのですが・・・。

私は経営者の多くから、
こんな相談をたくさん持ちかけられてきました。

しかし、私の答えは、いずれも「NO」です。

つまり、こういうことです。

Q1.やむなく借金をしたけど、
できるだけ早く返さなきゃ!って焦っているんです・・・。

A1.借金はできるだけゆっくり返したほうがいいと思いますよ。

Q2.資金繰りが厳しいけど、借金したら大変なことになる。
だから自己資金で頑張んなきゃ、と思うのですが・・・。

A2.借金をうまく活用することで、成功の可能性をアップさせたり、
業績拡大をさせることもできますよ。

Q3.貯蓄保険が満期になった。
これで、借金を前倒し返済しようと思うのですが・・・。

A3.いやいや、貯金はしっかり温存しておいてください。
貯金は大事に取っておいて、借金は無理なくゆっくり返しましょう。
なぜかと言えば、借金はうまく活用することによって、
「悪」どころか、強力な「正義の味方」になるからです。

1.なぜ、ゆっくり返すべきなのか?

そもそも、資金が足らないので借金をしたのですから、
早めに返したら、本末転倒になるからです。

極端な話、「今日借りて、明日返す」だったら、
なんのために借りるか、分かんないですよね。

つまり、3年~5年かけて稼げるようになるまでの時間を稼ぐため、借金したわけですから、
むしろ、その間は返済よりも稼ぐことに意識を向けたほうがいいのです。

もし、毎月の返済額よりも稼いでいるなら、
それは返済に充てるよりも、しっかり貯蓄をするか、新たな投資に充てると良いです。

2.なぜ、自己資金だけではダメなのか?

自己資金ではダメだ、という訳ではありませんが、
自己資金が100万円しかなければ、
十分な事業体制が整わないかもしれません。

はたまた、すぐに資金が枯渇してしまい、
軌道に乗る前にタイムアウトになってしまう可能性があります。

ところが、借金をして資金が潤沢にあれば、十分な事業体制も整いますし、
運転資金もたっぷりなので、腰を据えてビジネスに打ち込めます。

なので、成功する確率がアップするのです。

3.なぜ、貯金を崩してはいけないのか?

貯金を崩してしまうと、いざ、お金が必要な時に、
急場の資金がなくて、資金ショートしてしまう可能性があるからです。
もちろん、その際に銀行がすぐに融資をしてくれれば良いのですが、
そんな保証は一切ありません。

なので、貯金をしっかりしつつ、ゆっくり返済する、
というのが賢い返済方法なのです。


実際、私のクライアントさんからは、
良くこんな声をもらっています。

ある歯科医院さんからは、
早く返そう、と思ってテンパっていましたが、
「ゆっくり返しましょう」とアドバイス頂いたおかげで、
腰を据えてビジネスに専念できるようになりました、と。

ある美容院さんからは、
自己資金だけでやろう、と思っていましたが、
とてもとても足りませんでした。
開業時に「借金したほうがいい」と言ってもらったおかげで、
無理なく売上を上げることができました、と。

あるファーストフード店さんからは、
貯金崩さなくて良かったです。
こないだ銀行がいきなり融資を渋ってきたのですが、
貯金を崩して急場をしのぐことができました、と。

このように、多くの経営者が借金とうまく付き合って、
ビジネスを行っているのです。

借金に罪悪感を抱いている・・・。自分は借金すべきなのか?
そんなお悩みをお持ちの方はひとりで悩まず、
ご一緒にどうすべきか考えましょう!

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