飲食店H社長
「3年前よりも売上はものすごく上がっているのに、
どうして毎月こんなにお金がないの?なんで??」
歯科医院B院長
「税理士が説明してくれた決算書には、利益500万円と書いてあったけど、
通帳にはほとんどお金が残っていないんだけど??」
工務店D社長
「ようやく年商1億円になったが、
前よりも苦しくなった気がする、飲みにも行ってないのに・・。」
私は開業以来、異口同音でこのようなお悩みをたくさん聞いてきました。
これは、売上がまだまだ足らないからなのでしょうか?
それとも、無駄遣いが多いからなのでしょうか?
はたまた、従業員の給料が高すぎるからなのでしょうか?
実はそのどれでもないのです。
会社が頑張っていることと、お金のあるなし、は、
まったく関係ないことが多いのです。
私の経験上、これらのケースの場合、
次の3つの魔法を使うだけで、会社にお金が残るようになるのです。
- 魔法1.売上高ではなく、利益を意識すること
- 魔法2.客数ではなく、客単価に目を向けること
- 魔法3.銀行の返済の仕方を見直すこと
順番にお話ししましょう。
魔法1.売上高ではなく、利益を意識すること
ほとんどの会社は売上を上げることに目が行きがちで、
それに伴うもろもろの経費を軽視しがちです。
たとえば、
値引きキャンペーンによる原価割れ、
有望な営業マンを増員したことによる人件費増、
一発デカイ広告を打ったことによる広告費の増加、などなどです。
これらの経費削減により、
お金が出ていくのを防ぐことができます。
魔法2.客数ではなく、客単価に目を向けること
売上を上げようとすると、
ほとんどの会社は客数を増やすことに意識がいきます。
その結果、多くのお客さんに対応するためのコストがかさみ、
お金が出て行ってしまっているのです。
しかし、客単価に目を向け、売上をアップさせた場合、
客数が増えるわけではないので、コストはあまり増えず、
ちゃんとお金は残るのです。
(村松メモ)
コンビニで、10円のチョコ1個を買う人100人相手するのと、
500円のコンビニくじを2本引いてくれる人を1人相手にするのだったら、どちらが楽か、イメージできますよね?(笑)
魔法3.銀行の返済の仕方を見直すこと
利益がちゃんと出ていても、
銀行に返済するとお金は無くなります。
なぜなら、銀行の返済は、利益の中から差し引かれるからです。
つまり、利益が500万円だったとしても、
銀行の返済が500万円であれば、預金残高は、0円、
となるのです。
ですので、返済が厳しいようであれば、
銀行に相談し、「借り換え」などにより、毎月の返済額を減らしてもらうことで、
会社にお金を残すことができるのです。
実際、この3つの魔法を使った経営者からは
次のように喜ばれています。
ある飲食店さんからは、
「やっと売上に見合った預金残高になってきたよ」
と嬉しいメッセージをもらいましたし、
あるサービス業さんからは、
「忙しさは前と変わらないのに、お金が残るようになった」
と喜びの声を頂きました。
ある法人営業さんからは、
「なんと、今月から定期預金を作れるようになったよ!」
と大絶賛してくれました。
あなたなら、どの魔法から使います?
「3つの魔法を自由自在に使いこなし、会社にお金を残したい」
と思われた方はお気軽にご相談ください。